LEXUS 2014 1 1

 「LEXUS」とは、自動車の名前ではありません。
「League of Ex-US Alliance」のことです。
これは、最近、ネットの世界で見かけるようになった言葉です。
 これを何と訳すべきか。
要するに、同窓会のようなものです。
元「アメリカの同盟国」の国々でしょうか。
 こうした国々は、同窓会で、こう言っているでしょう。
「昔は、よかった。
アメリカが世界の警察官をやってくれて、
我々は、商売に専念することができた。
 これから、どうするか。
やはり、自立しなればならないのか。
自分の国は、自分で守るのか。
 考えてみれば、当たり前の話だが、
やはり、自立するのは、大変だ」
 しかし、オバマ大統領はシリア問題に関する2013年9月10日のテレビ演説で、
「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と述べ、
米国の歴代政権が担ってきた世界の安全保障に責任を負う役割は担わない考えを明確にした。
(2013年9月11日の毎日新聞(毎日jp)のニュースから)
 私は、2012年12月28日に、
「日米同盟の先」という文章の中で、
「確かに、アメリカの軍事力は、世界最強です。
しかし、気持ちの上では、すでにアメリカの衰退は始まっているのです。
 軍事力の衰退は、兵器からではなく、精神力から始まる。
アメリカの衰退が始まる前に、
『日米同盟の先』を考えておく必要があるのです」と書きました。
 あれから1年。
多くの日本人は、相変わらず「太平の眠り」の中にあります。
 日本人には、江戸末期のように、
太平の眠りを覚ます「黒船」が必要なのか。







































































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